結果1
- 1. SScにおいて、non-SScよりマスト細胞は有意に多く、controlと比し更に有意差を持って多数のマスト細胞を認めた。
- 2. toluidine blue staining、c-kit immunostainingでのマスト細胞数に正の相関を認めた。
- 3. MRSSとマスト細胞数では、15-40点(4群間)と13-40点(3群間)で有意に多かった。
- 4. 生検部 skin score別のマスト細胞数は、skin score 3点で多い傾向を認めた。
- 5. 各種自己抗体とマスト細胞数において、抗Scl-70抗体陽性例で、マスト細胞は有意に多かった。
- 6. 臓器病変とマスト細胞数において、IP合併症でマスト細胞は有意に多かったが、KL-6値や%DLcoとは相関を認めなかった。
- 7. PH合併症例でマスト細胞は有意に多く、また、心エコーでのmean PAP、TR max PGと正の相関を認めた。